職場で使える心理学

もしあなたが職場の人間関係で悩んでいるのなら心理学の知識を使って解決できるかもしれません。

2023-08-30から1日間の記事一覧

プラトン

プラトンは、古代ギリシアの哲学者です。紀元前427年にアテナイに生まれ、紀元前347年に同地で亡くなりました。ソクラテスの弟子であり、アリストテレスの師です。 プラトンの思想は、西洋哲学の主要な源流であり、哲学者ホワイトヘッドは「西洋哲学の歴史と…

プラットフォール効果

プラットフォール効果とは、有能で魅力的とされている人が、小さな間違いや失敗を犯したときに、より魅力的に見える現象です。 1966年に、アメリカの心理学者エリオット・アロンソンによって提唱されました。アロンソンは、有名な科学者が、簡単な質問を間違…

プラセボ効果

プラセボ効果とは、有効成分が含まれていない薬を服用することで、症状が改善したり、副作用が現れたりする効果のことです。 プラセボ効果は、患者さんの期待や思い込みによって引き起こされると考えられています。患者さんが「この薬は効くはず」と期待する…

フラストレーション耐性

フラストレーション耐性とは、困難や障害に直面しても、動揺せずに冷静に対処できる能力のことです。 ドイツの心理学者S. ローゼンツワイクによって、「不適切な反応の方式に訴えることなく,フラストレーション (欲求不満 ) に耐えうる個人の能力」と定義さ…

フラストレーション

フラストレーションとは、欲求が何らかの障害によって阻止され、満足されない状態にあること。またその結果生じる不快な緊張や不安と不満。 具体的には、仕事が思うように進まない、テストで思うような点数を取れなかった、恋人に振られた、交通渋滞に巻き込…

プラグマティズム

プラグマティズムとは、19世紀末にアメリカで生まれた哲学思想です。ギリシャ語で「行動」や「実践」を意味する「プラグマ」に由来する言葉で、物事の真理を「理論や信念からではなく、行動の結果によって判断しよう」という思想です。日本語では、「実用主…

プライミング

プライミングとは、先行する刺激(プライマー)によって、後続する刺激(ターゲット)の処理が促進または抑制される効果のことを指します。プライミング効果は、潜在的(無意識的)な処理によって行われるのが特徴であり、知覚レベル(知覚的プライミング効…

フラーリッシング

フラーリッシングは、文字の終わりに装飾を加える手法です。文字の線を延長したり、カーブさせたり、渦巻き状にしたりして、文字をより美しく華やかにします。 フラーリッシングは、中世ヨーロッパで盛んになりました。当時は、手紙や書籍の装飾として使われ…

ブラーの誤謬

ブラーの誤謬とは、情報を過小評価し、欠けている情報を過大評価する傾向を指す。 例えば、ある人物の性格について、その人物がよく知っている友人から聞いた情報をもとに判断するとします。この場合、友人がその人物の良い面ばかりを話す可能性が高いため、…

フット・イン・ザ・ドア フット・イン・ザ・ドア法

フット・イン・ザ・ドア法とは、交渉や依頼の場面で、本命の要求を通すために、まず簡単な要求からスタートし、段階的に要求レベルを上げる方法です。 人間は、いったんある立場をとると、一貫してその立場をとっているほうが居心地がいい、また、他人から一…

プシュケー

プシュケー(プシケー)とは、古代ギリシアの言葉で、もともとは息(いき、呼吸)を意味しており、転じて生きること(いのち、生命)、また心や魂を意味するようになった言葉です。 「息」は生命のしるしとして最も顕著なものでした。そのため、プシュケーと…

フォールスメモリ

フォールスメモリとは、実際には起きなかったことを、起きたと信じ込むことです。日本語では「虚偽記憶」とも訳されます。 フォールスメモリは、さまざまな要因によって発生する可能性があります。例えば、以下のようなものが挙げられます。 間違った情報を…

フォールス・コンセンサス効果

フォールス・コンセンサス効果とは、自分の意見や考え、行動が常に多数派と同じであり正常であると思い込む、認知バイアスのひとつです。 つまり、自分の意見や判断は常に正しく、他人も自身と同じ思考や行動をすると見なす心理事象のことで、周囲が合意して…

フォールス・コンセンサス

フォールス・コンセンサスとは、自分の意見や考え、行動が常に多数派でありかつ正常であると思い込む、認知バイアスのひとつです。 つまり、自分の意見や判断は常に正しく、他人も自身と同じ思考や行動をすると見なす心理事象のことで、周囲が合意してくれて…

フォーカシング

フォーカシングとは、心理療法の一種で、自分の内側に意識を向け、まだ言葉にならないような、からだで感じられる微妙な感覚に注意を向け、そこから言葉を出していく作業です。 フォーカシングの創始者は、ユージン・ジェンドリン博士です。ジェンドリン博士…

(心理学者の)フォア

フォアは、アメリカの心理学者で、1948年にバーナム効果と呼ばれる現象を初めて実証した人物です。バーナム効果とは、誰にでも当てはまるような曖昧で一般的な内容を、「自分のことだ!」と思ってしまう心理作用のことです。 フォアは、学生たちに性格につい…

フェヒナー

フェヒナーとは、19世紀ドイツの物理学者、哲学者、心理学者です。精神物理学の創始者であり、実験心理学、生理心理学の先駆者として知られています。 フェヒナーは、ヴェーバーの法則を拡張して、人間の感覚の大きさは、受ける刺激の強さの対数に比例すると…

フェルトセンス

フェルトセンスは、エリック・ジェンドリンが提唱した体験過程理論の概念です。 「何らかの意味を含んだ身体感覚」と定義されます。 具体的には、 言葉にできない感情や感覚漠然とした気分や状態何かを抱えているという感覚などが、フェルトセンスとして現れ…

フェニングスタイン

フェニングスタインとは、アメリカの心理学者であるアラン・フェニングスタインによって開発された、自己意識の測定尺度です。フェニングスタインは、自己意識とは、自分の内面や外面の自分に対する意識であると定義しました。そして、自己意識には、自分の…