職場で使える心理学

もしあなたが職場の人間関係で悩んでいるのなら心理学の知識を使って解決できるかもしれません。

2023-09-02から1日間の記事一覧

外胚葉型

心理学における外胚葉型とは、ウィリアム・シェルドンによって提唱された体型と性格の類型論のひとつです。外胚葉型は、体型としては痩身で、骨格は細く、筋肉は引き締まっています。性格としては、知的、理性的、分析的、創造的、社交的、外交的、自律的な…

外的帰属

外的帰属とは、起こった事象について、当事者本人ではなく、自分以外の誰かや外的な状況にその原因を求めることを指します。 例えば、テストで失敗したとき、自分の勉強不足ではなく、問題が難しかったため、または、当日調子が悪かったため、と考えることが…

外集団均質性効果

外集団均質性効果とは、自分の所属する集団(内集団)に比べて、自分が所属していない集団(外集団)のメンバーは、互いに似ているように認識する心理的傾向です。 この効果は、内集団と外集団の間の認知バイアスによって起こります。内集団は、自分自身や自…

外向性

外向性とは、興味や関心が外界に向けられ、刺激に敏感に反応し、決断が速く、行動的で社交的な性格特性です。⇔内向性。 外向性が高い人は、以下のような特徴があります。 社交的で話好きアクティブで冒険心がある刺激を求める大勢の人と接することが好き自己…

外向型

外向型とは、自分の外側の世界や他者との関わりにエネルギーを充電する性格タイプです。外向型の人は、人と話したり、社交的な活動をしたり、刺激的な経験をしたりすることで、元気や活力を得ることができます。 外向型の特徴としては、以下のようなものが挙…

開放性

開放性とは、五因子モデルにおいて人間の性格を記述するために用いられる次元の1つです。開放性が高い人は、新しい経験に好奇心を持ち、それらを積極的に受け入れる傾向があります。また、芸術的なものや哲学的なことに興味関心が高く、多様な価値観や文化を…

海馬

海馬は、大脳の側頭葉内側部に位置する、タツノオトシゴのような形をした器官です。記憶に関わる重要な役割を担っており、特に短期記憶から長期記憶への移行を担っています。 海馬の働きは、大きく分けて2つあります。1つは、新しい情報を短期記憶として保存…

快適ゾーン

快適ゾーン(Comfort Zone)とは、ストレスや不安を感じることのない、居心地の良い環境や精神状態のことです。英語の“comfort”は、「快適」「癒し」という意味を持ち、“zone”は「地帯」「領域」という意味であるため、あらゆる事象の「快適な領域」と捉える…

回避と回避のコンフリクト

回避と回避のコンフリクトとは、どちらも避けたい、不快な選択肢しか残されていない状況で、どちらを選択するか迷ってしまう葛藤のことです。 例えば、 新しい上司とそりが合わず、職場に行きたくない。しかし、仕事を休んで評価が下がるのもイヤだ。真夜中…

解離性障害

解離性障害(Dissociative Disorders)は、個人の意識、記憶、アイデンティティ、感情などが通常よりも著しく分離(解離)する状態を特徴とする精神障害のグループです。解離性障害は、過去のトラウマや苦痛などが原因で発症することがあります。主なタイプ…

過誤記憶

過誤記憶とは、実際には起こらなかったことを覚えている、あるいは起こったこととは異なることを覚えている現象です。 過誤記憶は、以下の要因によって引き起こされると考えられています。 記憶の曖昧さ:記憶は、時間が経つにつれて曖昧になり、歪んでいき…

課題遂行型

課題遂行型とは、学習者の主体的な学習を促す学習方法です。学習者は、与えられた課題を達成するために、自ら必要な知識やスキルを身につけ、それを活用しながら課題を解決していきます。 課題遂行型の学習方法は、以下の特徴があります。 学習者の主体性を…

家族療法

家族療法とは、家族を1つのシステムとして捉え、家族全体のコミュニケーションや関係性の問題を解決することを目的とした心理療法です。 家族療法では、家族を構成する各メンバーは、お互いに影響を与え合いながら、家族の機能や構造を維持していると考える…

可謬主義

可謬主義とは、知識についてのあらゆる主張は、原理的には誤りうる、という哲学上の学説です。知識が絶対に確実であることは不可能であるとまで論ずる可謬主義者たちもいます。 可謬主義は、19世紀のアメリカの哲学者、チャールズ・サンダース・パースによっ…

価値類型

価値類型とは、個人の人格を形成する性格を、価値観の違いによって6つのタイプに分類した理論です。ドイツの心理学者エドゥアルト・シュプランガーによって提唱されました。 シュプランガーは、人間は文化に対する関わり方によって、6つの価値観のいずれかに…

価値観

価値観とは、何に価値があると認めるかに関する考え方です。価値を判断するときの根底となるものの見方であり、ものごとを評価・判断するときに基準とする、何にどういう価値がある、という判断です。 簡単に言うと、価値観とは「何に価値を見出すか」という…

価値観フィルタバイアス

価値観フィルタバイアスとは、自分の価値観や信念が、情報の収集、処理、評価に影響を及ぼすバイアスのことです。人は誰でも、自分の価値観や信念を無意識に前提として、情報を捉え、解釈します。そのため、自分の価値観や信念と一致する情報には注意を払い…

仮想敵

仮想敵とは、実際には存在しないが、存在すると仮定して、対抗する相手を意味します。 軍事においては、仮想敵国は、軍事戦略・作戦用兵計画を作成するうえにおいて、軍事的な衝突が発生すると想定される国を意味します。旧日本軍においては「想定敵国」、自…

仮現現象

仮現現象とは、物理的な運動が存在しないにもかかわらず、物体が運動して見える現象のこと。 例えば、暗闇で光の点をしばらく見つめた後、静止した壁に目を向けると、光の点が動いて見えることがあります。これは、光の点が動いているように見えるためではな…

下からの革新

下からの革新とは、従来の権威や既成の概念に縛られず、現場や消費者のニーズから生まれた革新です。 従来の革新は、企業や政府などの既存の権威や組織が主導するものでした。しかし、近年では、インターネットやソーシャルメディアの普及により、個人や中小…