職場で使える心理学

もしあなたが職場の人間関係で悩んでいるのなら心理学の知識を使って解決できるかもしれません。

一筆書き問題

一筆書き問題とは、与えられた図形を一筆書きで描けるかどうかを問う問題です。一筆書きとは、鉛筆などの筆記用具のペン先を紙からはなさないで、一度書いた線の上を通らないようにして、線で図を書くことです。

一筆書き問題は、小学校の算数や理科の授業で取り上げられることが多い問題です。また、脳トレや思考力トレーニングの問題としてもよく使われます。

一筆書き問題の見極め方には、次の2つの方法があります。

図形の頂点の数を数える
図形の頂点に次数を付ける
図形の頂点の数を数えて、その数が3以上であれば、一筆書きは不可能です。これは、図形の頂点は、必ず2本の辺に接しているからです。つまり、図形の頂点の数を3以上とすると、少なくとも3本の辺が必要になります。しかし、一筆書きでは、一度書いた線の上を通ることができないため、3本の辺をすべて描くことはできません。

図形の頂点に次数を付けると、一筆書きができるかどうかをより簡単に判断することができます。次数とは、ある頂点に接している辺の数です。次数を付けて、図形のすべての頂点の次数が偶数であれば、一筆書きは可能です。これは、次数が偶数の場合、その頂点を2回通ることができます。

たとえば、次の図形は、頂点の数は5ですが、次数を付けて見ると、すべての頂点の次数が偶数であるため、一筆書きが可能です。