ミラーリングとは、あるものを鏡に映して、その反射したものを意味します。IT分野では、同じ内容を複数の場所やデバイスに複製することを指します。
具体的には、以下の2つの意味があります。
複数のディスプレイに同じ画面を表示すること
複数のストレージに同じデータを記録すること
複数のディスプレイに同じ画面を表示する
スマートフォンやタブレット端末の画面をテレビやプロジェクターに表示する機能のことを指します。これにより、大画面で動画やゲームを楽しんだり、プレゼンテーションをしたりすることができます。
ミラーリングするには、端末とディスプレイを接続する必要があります。かつてはケーブルを使って有線で接続するしかありませんでしたが、最近ではWi-Fiによる無線接続が主流となっています。
複数のストレージに同じデータを記録する
重要なデータや、バックアップが必要なデータを複数のストレージに記録することを指します。これにより、データの損失を防ぐことができます。
ミラーリングには、以下のメリットがあります。
大画面でコンテンツを楽しむことができる
複数人でコンテンツを共有することができる
データの損失を防ぐことができる
デメリットとしては、以下のようなものが挙げられます。
接続するための機器やソフトウェアが必要
データ量が多いと、転送に時間がかかる
ミラーリングは、IT機器やデータの活用において、非常に役立つ技術です。