職場で使える心理学

もしあなたが職場の人間関係で悩んでいるのなら心理学の知識を使って解決できるかもしれません。

ブルーナー

ブルーナーとは、アメリカ合衆国の心理学者、教育学者です。1915年10月1日にニューヨーク市で生まれ、2016年6月5日に同地で亡くなりました。

ブルーナーは、認知心理学と教育学の両分野で大きな影響を与えた人物です。

認知心理学において、ブルーナーは、知覚、学習、言語習得、ナラティブなどの幅広い研究を通じて、主体的な認知活動、社会や文化との相互交渉を重んじた発達・教育理論を展開しました。

教育学において、ブルーナーは、発見学習を提唱しました。発見学習とは、子どもが自ら問題を発見し、解決していく過程を通して学習する方法です。ブルーナーは、発見学習によって、子どもの主体的な学習意欲を高め、自立した人間を育成することができると考えました。

ブルーナーの代表著書には、以下のようなものがあります。

『教育の過程』(1961年)
『認知の心理学』(1966年)
『文化としての教育』(1971年)
ブルーナーの業績は、世界中の教育現場に大きな影響を与えました。日本でも、ブルーナーの教育理論は、1960年代から1970年代にかけて、教育改革に大きな影響を与えました。