職場で使える心理学

もしあなたが職場の人間関係で悩んでいるのなら心理学の知識を使って解決できるかもしれません。

2023-09-01から1日間の記事一覧

わら人形論法

藁人形論法とは、議論において、相手の考え・意見を歪めて引用し、その歪められた主張に対してさらに反論するという間違っている論法のことです。あるいは、その歪められた架空の主張そのものを指します。 藁人形論法を用いる者は、相手の主張を意図的に誤解…

(心理学者の)ワトソン

心理学者のジョン・B・ワトソンは、20世紀初頭に行動主義心理学を創始した人物です。彼は、心理学の対象を観察可能な行動に限定し、意識などの内的な経験は研究の対象外としたことで、心理学の学問としての地位を高めました。 ワトソンは、アメリカのサウス…

ワーキングメモリ

ワーキングメモリとは、情報を一時的に記憶し、処理する能力のことです。 例えば、電話番号をメモする、計算をする、会話する、文章を書くなどの作業は、すべてワーキングメモリが関わっています。 ワーキングメモリは、短期記憶と長期記憶の中間的な役割を…

ロマンティックレッド効果

ロマンティックレッド効果とは、2008年に米ロチェスター大学の心理学教授アンドリュー・エリオット氏と研究者のダニエラ・ニエスタ氏によって発見された心理学的な現象です。この効果によると、男性は赤色を身にまとった女性をより魅力的に感じる傾向がある…

ロフタス

ロフタスとは、エリザベス・ロフタス(Elizabeth F. Loftus)のことで、アメリカ合衆国の認知心理学者です。1944年10月16日生まれ、カリフォルニア州ロサンゼルス出身です。 ロフタスは、記憶の曖昧さや虚偽記憶の生成について研究しています。特に、事後情…

ロバーズ・ケーブ実験

ロバーズ・ケーブ実験は、1954年にアメリカの心理学者であるザファー・シェリフによって行われた実験です。この実験では、オクラホマ州のロバーズ・ケーブ州立公園で、11歳の少年22人を2つのグループに分け、競争と協力の状況を作り出し、グループ間の敵意と…

(心理学者の)ロック

心理学者のロックは、ジョン・ロック(1632-1704)のことだと思います。彼はイギリスの哲学者、政治家、教育者であり、経験論の父として知られています。彼の著書『人間悟性論』(1690)は、人間の認識や知識のあり方を経験論的に論じたもので、近代哲学に大…

ロジャーズ

ロジャーズとは、アメリカの臨床心理学者であるカール・ロジャーズの名前です。ロジャーズは、1902年1月8日にイリノイ州オークパークで生まれ、1987年2月4日にカリフォルニア州ラ・ホーヤで亡くなりました。 ロジャーズは、来談者中心療法(Client-Centered …

ロサダ比

ロサダ比とは、心理学者のバーバラ・フレデリクソン博士とマーシャル・ロサダ氏が2005年に発表した法則です。この法則では、ポジティブな表現とネガティブな表現の比率が2.9:1の時を精神状態が充実する転換点だとしています。 具体的には、ポジティブな表現…

ロゴセラピー

ロゴセラピーとは、人が自らの「生の意味」を見出すことを援助することで心の病を癒す心理療法のことです。創始者は、神経科医で心理学者のヴィクトール・フランクルです。 ロゴセラピーは、人が生まれながらにして「生きる意味」を求めるという性質を持って…

(心理学者の)ローレンツ

心理学者のローレンツは、コンラート・ローレンツ(Konrad Lorenz)です。1903年11月7日にオーストリアのウィーンで生まれ、1989年2月27日にウィーンで亡くなりました。動物行動学者として、刻印づけ(imprinting)の概念を提唱したことで知られています。 …

ロールシャッハ・テスト

ロールシャッハテストとは、インクのしみを見せて、何に見えるか、どのように感じるかを回答してもらい、その言語表現を分析することで、被験者の思考過程やその障害を推定するものである。 スイスの精神科医ヘルマン・ロールシャッハによって1921年に考案さ…

ロールシャッハ

ロールシャッハとは、スイスの精神科医ヘルマン・ロールシャッハによって1921年に考案された、投影法に分類される性格検査の代表的な方法です。 被験者にインクのしみを見せて、何に見えるか、どんな風に感じたかを答えてもらい、その言語表現を分析すること…

ローゼンツヴァイク

フランツ・ローゼンツヴァイクは、1886年12月25日にドイツのカッセルで生まれ、1929年12月10日にフランクフルト・アム・マインにて33歳の若さで亡くなったユダヤ人哲学者です。 ローゼンツヴァイクは、ヘーゲル哲学やキリスト教神学を批判的に検討し、ユダヤ…

ローゼンタール

ロバート・ローゼンタール(Robert Rosenthal、1933年3月2日 - )は、アメリカ合衆国の心理学者。1956年にカリフォルニア大学ロサンゼルス校で臨床心理学の学位を取得し、ノースダコタ大学とハーバード大学で教鞭を執った。 ローゼンタールは、実験者効果や…

ロー・ボール法

ロー・ボール法とは、最初に好条件だけを提示して、相手の承諾を得た後に、相手にとって都合の悪い条件を付け加えたり、先に提示した好条件の一部を取り除いたりする交渉術のことです。 具体的には、以下のようになります。 相手にとって魅力的な条件を提示…

ロウソク問題

ロウソク問題とは、ゲシュタルト心理学者であるカール・ドゥンカーによって考案された認知能力テストです。 問題は、テーブルの上に置かれたコルクボードに、ろうそくを立てるというものです。ただし、ろうそくの燃える部分が上向きになるように立てなくては…

レミニセンス現象

レミニセンス現象とは、あるものを記憶した場合、記銘後、時間の経過とともに保持量が低下するのが普通ですが、記憶材料その他の条件によっては、記銘直後よりもしばらく時間が経過したほうが、よく再生が行われることがある現象です。 レミニセンス現象には…

レッキング

レッキングは、建物や橋などの構造物の解体作業を行うことです。レッキングを行う作業員は、解体工やレッキングマンと呼ばれます。レッキングには、手動で行う解体と、重機を使用して行う解体があります。手動解体は、小規模な解体や、重機が入れられない場…

レヴィン

レヴィンは、クルト・レヴィン(Kurt Zadek Lewin、1890年9月9日 - 1947年2月12日)のことです。ドイツ生まれのアメリカの心理学者で、社会心理学、産業・組織心理学、応用心理学を専門としていました。 レヴィンは、場の理論やリーダーシップ、集団力学(グ…